【妊娠中の感染症予防】トキソプラズマ抗体IgG判定(+)だった話し

3人目妊娠5カ月のとき血液検査にひっかかりました。

トキソプラズマ抗体 IgG判定(+)!!

きたむら

ん?トキソプラズマ?なにそれ、怖いの!?

1人目、2人目と血液検査でひっかかったことがなかったので、感染症について甘く考えていました。

みなさん、妊娠中の感染症予防してますか?
母子感染について知っていますか?

私はぜんぜん知らなかったんですが調べるとめちゃくちゃ大事だったんです。
なんであんまり周知されてないのかフシギなくらいでした。

この記事で紹介するトキソプラズマ感染について

  • トキソプラズマ感染とは
  • 母子感染の影響
  • 感染予防のためにすべきこと
目次

妊婦のトキソプラズマ感染について

母子感染の予防と対策より引用

フランス人、陽性率高い!

先天性トキソプラズマ症とは
妊娠中に初めてトキソプラズマに母親が感染する結果起こる。

妊娠末期ほど胎児への感染率は上がる。妊娠初期の感染ほど重症化しやすい。

胎児が感染した場合

死産、流産、水頭症、脈絡膜炎による視力障害、脳内石灰化、精神運動機能障害など。

出生時に無症状でも、その後成人となるまでの間に症状を呈する可能性がある。

NIID国立感染症研究所 妊婦さんおよび妊娠を希望されている方へより引用

調べると妊娠中のトキソプラズマ感染はとても怖いものでした。

考えられる感染原因

鶏の糞かなぁ?思いましたが、フンにトキソプラズマが含まれるのはネコ科の動物だけ
それ以外の原因としては、レア状態の肉の摂取や家庭菜園です。

妊娠中の土いじりが危険だなんて。
知らなかった…。

ちゃんと手袋をしていれば大丈夫そうですが、どうしても土に触れてしまいます。
田舎暮らしだと、結構難しいかも。

再検査の結果

もしトキソプラズマに感染していたら… 
すぐに再検査になり結果待ちの1週間は重い気持ちで過ごしました。

IgG抗体が194→173

IgG抗体はIgM抗体より遅れて出現し、1~2ヶ月でピークを示し数ヶ月~数年にわたり陽性を示します。

 FACO臨床検査案内サイトより引用

 判定は(+)でしたが、抗体値が減少しており現在は感染状態ではないので心配ないとのことでした。

感染状態ならもっと数値が上がっているそうです。
感染時期はなんとも言えないとのことでした。

念のためIgM値を再検査しましたが心配ない数値で一安心。

 トキソプラズマ感染予防のための注意点

①トキソプラズマに感染している肉を生で、または十分に加熱しないで食べること

レアステーキ、ユッケ、馬刺し、鶏刺し、生ハム、サラミ、生乳なども感染源になり得る。また肉を切った包丁やまな板で生野菜を調理する事にも感染の危険性がある。

②土いじり

土や砂にはネコの糞から出て来たトキソプラズマのタマゴ(オーシスト)が含まれている可能性がある。
タマゴは1年以上感染力を有している。
水より比重が軽いので、雨の後には土の表面に浮き上がってくる。
素手での砂場遊びやガーデニングは避けましょう。

③トキソプラズマに感染しているネコの糞に触れること

ネコの糞に直接触れることがなくても、糞に汚染された土や砂からも感染する危険性がある。
飼いネコのトイレ掃除はできるだけ避ける。

避けられない場合はマスクや手袋を着用し終了後しっかりと手を洗う。
ネコは全身を舐めるためキスなどのスキンシップも避けた方が良い。

ネコを捨てる必要は決してない。
また、ネコ科動物以外のペットからは感染しない。
 

NIID国立感染症研究所 妊婦さんおよび妊娠を希望されている方へより引用

妊娠中の感染予防対策を!

3人目の妊娠で初めて知ったトキソプラズマ感染。
生肉や生卵、生魚さえ食べなければいいと思っていましたが、ウイルス・細菌は無数にあるんですよね。

妊娠中は免疫力が落ちて感染のリスクが上がります。
だから感染症予防の知識は本当に大切。

妊娠中、これから妊娠を考えている女性は知っておきたい知識です。


その他の感染症についてもぜひ知っておいてください。

【まとめ】妊娠中のトキソプラズマ感染予防を!猫は捨てないで!

  • 妊娠中に生肉を食べない
  • 土いじりは避ける
  • 猫の糞に触れない

妊娠してトキソプラズマ感染が怖いからといって猫ちゃんを捨てないでくださいね!
ルールを守れば一緒に暮らせます。 

  • 自分のため
  • おなかの赤ちゃんのため
  • 家族のために

「私は大丈夫!」と思っちゃうんですが、妊娠中の感染予防対策・知識は本当に大切です。

今回は、陰性で「良かった~。」と一安心。
だけど「知らなかったから」という理由で悲しい結果になっていたらと反省するばかりです。

心配しすぎると外に出るのも怖くなりますが、妊娠期間は侮るなかれと実感した経験談でした。

自分を大切にしながらお腹の赤ちゃんも大切に育てたいですね。

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