妊娠中のツボ押しは大丈夫?
肩こりや腰痛がつらいとき。
妊娠中は副作用が怖いしできればお薬に頼りたくない。
ツボ押しでケアしてみたいけど妊娠中のツボ押しは心配もありますよね。
この記事で紹介するツボ押しについて
- 妊婦さんが安全にツボ押しするためのやり方・注意点
- 妊娠中に押してはいけないツボ
- ツボの探し方
注意点を知って安心してツボ押しをおこないましょう。
ツボの探し方
ツボの場所なんて素人でもすぐわかるの??
ツボの位置は知らなくても大丈夫です。
ツボ押しはなんだか難しそう…。
気構えてしまうかもしれませんね。
でも、思ったより簡単なんです。
ツボは人によっても日によっても場所が微妙に変わります。
一番大切なこと
自分の感覚!
ツボの場所はこんな感じ
- 押して響くような効いている感覚がある
- シコリがある
- 重だるい感じがある
- 肌がかさかさしている、冷たい、温かい
こんな感じで他の部分と違う感覚や感触がある場所があなたの特効ツボなんです。
- 目が疲れた時にこめかみを指で押さえる
- 肩がこって肩に手をやる
私達は普段から無意識にツボを押さえているんです。
触れた瞬間、「あっ!ここだ!」と分かるものです。
妊婦さんのツボ押しの注意点
痛いほどがんばらない
優しく気持ちよさを感じられる程度に押しても十分効果はあります。
痛みを感じると体に力が入り子宮に影響があります。
そして痛みはストレスになってしまいます。
もし、ツボを押して嫌な感覚があればそのツボは避けましょう。
温める
体が冷えていては、せっかくのセルフケアも効果が半減↓
体が温まっている状態の時に行いましょう。
お風呂上りや足湯をしながら、ゆったりまったりした気分ですると効果的です。
腫れ、傷、炎症のある箇所は触れないように
患部を悪化させてしまいます。
食前、食後の1時間はできるだけ避けましょう
ツボ押しで血行が良くなると消化不良になってしまうことも。
妊娠中に押してはいけないツボは?【禁忌】
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上、スネの骨のきわにある
分からない時は、すねに沿って下から指でなぞってみてみる。三陰交のところだけ感覚が違う
合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間、
骨がぶつかる所のちょっと上にあるくぼみずーんと響きます。
肩井(けんせい)
首の付け根と肩先を結ぶ線の中央
肩コリのときに自然と手が行く場所です
これ以外にも妊娠中はNG(禁忌)のツボはありますが代表的な3つのツボを紹介しました。
どれも子宮収縮を促し早産や陣痛につながると言われています。
ただ、どのツボも押してみるととても気持ち良いんです。
私も妊娠中よく押していました。
3人の子どもたちを妊娠中このツボをぐりぐり強めに押していました。
結果、36歳,39歳,42歳の出産はいずれも安産になった経験があります。
これらのツボはよほど強く押さなければ大丈夫という考えもあります。
三陰交は安産のツボでもあり生産期に入れば陣痛促進のツボになります。
体がそのときどきで必要な作用をしてくれていると感じます。
妊娠中に押してはいけないツボと言われていますが、通常の生活で刺激を受ける場所でもあるしこのツボ1つで危険な作用につながる可能性は低いです。
心配な妊婦さんはこのツボを避けてセルフケアをおこなってください。
ツボの押し方
手の使い方
- 親指で指圧する
- 指の腹で軽く押しながらくるくる円を描く
- こぶしを作って指の背の部分でぐりぐり
深呼吸して気持ち良さをしっかりと感じながら押したり回したり。
ツボの場所によって押しやすい手の使い方をしましょう。
3~5秒かけながらゆっくり押してゆっくりチカラを抜きます。
また手が冷たいときはお湯につけるなどして温めてからツボ押ししましょう。
ツボ押しは疲れる
ツボ押しは指が疲れるし押しにくくて嫌かも…
そんなときは火を使わないお灸が便利。
3,4時間温かさが継続。
カイロのように熱くなりすぎず優しい温かさで私は好きでした。
お灸効果で筋肉の深いところに効いている感じがします。
いつおこなう?
午前中でも午後でもリラックスできる時間をみつけておこないます。
全身が温まっているお風呂上りが効果的です。
紹介しているツボを全部押す必要はない
実際に全部するのは面倒臭すぎますよね。
- やりやすい
- 気持ちよい
- 効果を感じられる
そんなツボを2,3箇所見つけてください
楽な姿勢でおこなう、押すのが苦しい場所は無理をしない
足先にあるツボを押すなど、おなかがつっかえて苦しい場合はさけましょう。
即効性はある?
症状がひどい場合は即効性はあまり期待できません。
毎日少しずつ続けてゆっくり変化する場合もあります。
気持ち良い=体が喜んでいるサイン
あせらず続けてみましょう。
【まとめ】ツボ押しは難しくない!妊娠中のリラックスに、セルフケアに
妊娠中のツボ押しの注意点
- 気持ち良い部分を探す
- 痛くしない
- 楽な体勢でおこなう
- 妊娠中の禁忌のツボは強く押さない、心配なときはさける
体の声に耳を傾けるように、感覚を大事にしてください。
ママが自分の体を大切にすることは、赤ちゃんを守ること。
ツボ押し気持ち良い=ママの体とおなかの赤ちゃんが喜んでいる
そんなふうにイメージするとツボ押しが尊くなります!
気持ち良く感じる部分(ツボ)を探してゆったりした気分で行ってみてくださいね。