
妊娠後期になって踵が痛くなってきた。
原因は?治し方を知りたい!

私も長男妊娠のとき踵がかなり痛くなった経験があります。
踵(かかと)がじんじんして歩くたびに痛くてつらい症状です。
特に妊娠後期はおなかが大きくなって、かかとに体重が乗るような姿勢・歩き方になりがち。
そして体重が増えたことでかかとへの衝撃も大きくなり痛みがでます。
この記事で紹介する妊娠中の踵の痛みについて
- 妊娠後期、踵がじんじん痛い
- かかとが痛くなる原因の解消方法(動画)
踵が痛くて困っている妊婦さんはぜひ参考にしてくださいね!
【体験談】踵が痛くなった状況と症状

- 外出で長時間歩いた翌日
- ふくらはぎがつりそうになる
- その後、踵がじんじん痛くなりはじめる
- 常に痛みがある、歩くともっと痛い!
【かかとが痛くなる原因】妊娠中の姿勢と歩き方

妊娠後期はどんどんおなかが大きくなります。
- おなかが前に出る
- 前に倒れないようにかかとに体重が乗せてバランスをとろうとする
- 重心が後ろになる。かかとに体重がかかる・歩くときはかかと1点で何度も衝撃を受ける
こんな感じでかかとに体重が乗って常に負担をかけるので痛みが出ます。
また、体重を支えるために脚の裏側(ふくらはぎ・太もも裏)が硬くなって足首にあるアキレス腱も固まってしまいます。
足首が動かないのでしゃがめなくなったり筋膜の炎症が起きることもあります。
ひどくなると足底筋膜炎になることも。
かかとが痛くなる歩き方
ばたばた!どすどす!
大きな足音を立てて歩くようになってきたら要注意!
かかとに体重が乗って負担がかかっているサインです。
また妊娠前に比べて足を出しにくくなるのでべた足・がに股で歩く傾向があります。
参照:妊婦の歩行分析
あちこち痛くなるのは理由があるんですね。
かかとが痛いときの体のようす
\体重はどこに乗ってる?/

①かかとに体重が乗っている
姿勢が悪くなり踵の痛みだけでなく体全体にトラブルがでやすくなる
- 骨盤が後ろに倒れる(後ろ重心)
- ふくらはぎや太もも裏がだるい、つる
- 猫背で姿勢が悪い
- 首、肩こり、頭痛がひどい
②足裏全体に体重が乗っている状態
- 骨盤が立つ(前重心)
- 太ももやふくらはぎに負担がない
- 猫背にならないので肩こりや頭痛も予防できる
- 見た目がしゅっとしている
妊娠中のかかとの痛み予防・解消方法
足の指をリハビリ
かかとに体重が乗る=足の指が浮いてる(体を支えられていない)
妊娠後期、おなかが大きくなっても後ろ重心でかかとに体重が乗らないことが踵の痛み改善の第一歩。
そのために足の指が動くようにリハビリします
足の指が動くと足裏全体で体重を支えられます。
かかとへの負担が減って痛みが軽減されていきますよ。
1日1回1種類だけでもOK,毎日続けてください。
かかとへの衝撃や負担が減って痛みも軽減していきますよ。
足の指リハビリ方法
詳しくは、体が楽になる足指のリハビリエクササイズを参考にしてください。

立ち方歩き方,足裏を意識する
立っているとき、歩くとき。
踵だけじゃなく足の指や足裏全体にまんべんなく体重が乗ってるか、こまめに意識するのも大切です。
ちょっと面倒ですがだんだん慣れてくるんです。
人間は忘れる生き物です。
いろんな場所に【足裏全体に体重を乗せる】とメモを貼っておくのもおすすめ。
フローリング床は硬い!ジョイントマットやカーペットを使用
フローリング床は硬くて妊娠中の足裏に優しくありません。
私は夏だと室内はつねに裸足。
カーペットやジョイントマットで対策をして歩く時の痛みはかなりマシになりました。

わが家で使っていたのは表面がコルクになっているジョイントマットです。
赤ちゃんが生まれたらジョイントマットがあったほうがいいし、ママの足裏保護も兼ねて準備するのはオススメです。
冬も暖かいし滑らないのでハイハイもタッチもしやすそうでした。
安心な素材でインテイリア的にジャマすることなく良い感じですよ。
【まとめ】かかとが痛いときは足の指をリハビリしよう!
かかと痛い時のセルフケアポイント
- 歩き方に気を付ける
- かかとだけに体重が乗らないよう足の指をリハビリ
- フローリングの床はカーペットやジョイントマットにして足裏への負担を減らす
妊娠中の骨密度の低下もかかとの痛みに関係している可能性があります。
足の指をリハビリ、歩き方や床を見直しても痛みが改善せず、ひどくなる場合は病院で診てもらってくださいね!
ことのは妊婦整体ではかかとの痛みのケアをおこなっています。
足の指のリハビリ方法に加えて、硬くなったふくらはぎや太もも裏などのケアでかかとに体重が乗らない姿勢になります。
痛みは我慢せずご相談ください。
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